Echo Auto/アレクサを助手席に乗せるデバイス

Echo Auto/アレクサを助手席に乗せるデバイス

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AmazonのAI「アレクサ」を車に連れて行けるデバイス「Echo Auto」です。
2年前、海外で発表された時から欲しかったスマートデバイスでしたので、発売を知って即購入しました。

▼写真付きレビューはこちらをクリック
https://oldno07.com/echo-auto/

結論から言えば、一般人向けの完成度は60%ほど。
「アレクサを使いこなしている」「楽曲配信サービスを利用している」人は接続ロスがほぼゼロになるので効果を感じられますが、アレクサを知らない一般人がいきなりEcho Autoを購入するのは危険です。

その理由は3点あります。

①エアコンやカーナビなど基本機器へのアクセスができない。
スマートカーと聞いてイメージするのは「インパネ周りの操作を声だけで完結できる」だと思います。
しかし、このEcho Auto はそれらのアクセスができません。
AUXやBluetoothで繋ぐのだから当たり前なのかもしれませんが、我々が求めている浪漫スマートカーはそうじゃないのです。

②アレクサを操る基礎知識が必要
これはアレクサ全般がそうであるように、アレクサには特定のフレーズで操作するコマンドのようなものが存在します。
「アレクサ 、〇〇して」など、そのコマンドを使えばアレクサが反応します。
が、初心者の方はこのコマンドを知りません。

自宅にアレクサを導入して、ゆっくりとできることを把握しながらカスタマイズして覚えていきます。
このステップをすっ飛ばしていきなりEcho Autoを導入すると
「運転中にコマンドを覚えながら使う」という割と難しい環境でアレクサを操作することになります。

結果、おそらく音楽を聴くこと以外で使わなくなるでしょう。

アレクサは、提携アクションやAlexaアプリなど様々な使い方でアレクサを自分の使いやすいように調整できます。
これを知らないと、アレクサの良さの一割も引き出せません。
ぜひ、最初のアレクサは自宅で触って欲しいのです。

③既存Amazonユーザーに使いやすいように設計されている
アレクサは、Amazon Prime、Amazon Music Unlimited、Kindle Unlimitedなど月額課金ユーザーに使いやすいように設計されています。
いきなりサブスクサービス(アマゾンプライムなど)に加入するのはハードルが高いと思います。

私はアマゾンプライム→Echo Dot→Amazon Music Unlimited→Echo Flex→Echo Dot→Echo Show5ときてEcho Autoを導入しています。アレクサ に連携させたスマートホーム家電も数十個所持していますし、割と使いこなしている方だと思います。
土台となる環境と知識がないうちに、車でアレクサを触るのは難しいのです。

現在の状態でしか判断できませんが
このあたりを考えるとやはり完成度は60%といったところ。

レビューブログの運営者とすると
「アレクサを利用したことが無い人には勧められないな」と言う印象でした。

しかし、「アレクサを車に持ち込める」こと自体は画期的でして。
スマホの電波を利用してアレクサを使えるようにする発想は今までのEchoにはなかったし、
何より接続が異常に速い。(エンジン点火から1秒ほどでアレクサがネットワークに参加)

Amazon MusicやSpotifyを契約して運転中に音楽を視聴していた人は
エンジンをかけて一言
「アレクサ、話題のJPop流して」と言うだけで音楽が流れるし、移動中に読みかけの本を朗読してくれたりします。
いつものアレクサが、助手席に座っているような感覚に陥ります。

どっぷりとスマートホーム沼に使っているユーザーには
「アレクサを車に連れていく」デバイスとしてかなり威力を発揮します。

個人的には完成度の低さよりもアレクサが教示してくれる可能性や便利さが圧倒的に勝ちますが、
レビュワーとして一般人の目線で判断するなら「購入するにはまだ早いガジェット」といった印象でした。
今後のアップデートに期待します。

ブログ記事には別のアプローチで書いておりますので、よろしければご覧ください。
https://oldno07.com/echo-auto/

投稿者

マサオカ